鹿児島県日置市 西酒造

蔵人と農家が一緒になって歩む国酒への夢。

鹿児島市内から車でおよそ50 分の距離、ウミガメの産卵場所でも知られる日置市吹上町。25,000 石を越える広大な西酒造の蔵では、不思議とあまり人に出会いません。工場長の有馬健晃さんに聞くと「きっと社員全員で50 名程しかいないからですね。」たった50名程で25000石もの焼酎を作り出している事に驚かされます。

「うちは、自分の仕事がおわれば、誰かを手伝うのが当たり前なのでこの人数でも十分なんです。芋洗いの時なんか、もう社員総出ですよ。」と、有馬さんは笑いながら教えてくれました。確かに、芋の洗い場には、作業分担すれば丁度くらいの数の包丁がキレイに並んでいます。社長の西陽一郎さんの「社員は家族」という言葉の一端が垣間見えます。

創業160年の歴史を持つこの蔵の社是は「酒造りも農業の一環」。使用する芋はすべて契約農家で栽培された県内産で、自らも農業に参画しています。肥料のリサイクルなども積極的に推進し、同業者のみならず多方面から高い評価を得ています。同時に、残留農薬検出や成分分析のための最新鋭の機械など、技術革新への取り組みにも目を見張るものがあります。

すべては自らの焼酎づくりのためというより、西酒造の掲げる大きな目標のため。「清酒が国の名前を背負って日本酒と呼ぶように、僕らは焼酎を国酒(こくしゅ)にしたいんです。」焼酎という酒をもっともっと日本中に広めたいという、西酒造の気概が感じられます。

西酒造株式会社
鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17

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